たかが下痢や便秘と思うなかれ!腸を見直せば人生が変わる

病院へ行く前に治したい不調

私は腸の話をし出したら1日中喋っているかもしれません。
それくらい人間の体と心の健康にとって、腸のコンディションが整っていることは大切なのです。

たかが、下痢や便秘と思った方!
よかったら続きを読んでくださいね。

腸と脳は太いパイプで繋がっている。

それを「腸脳相関」と言います。

日本語には「腹」に関する慣用句があり、どれも人間の心や気持ちに関しています。
例えば。。。

「腹をたてる」・・・怒る
「腹黒い」・・・心に悪だくみがある
「腹を決める」・・・決心する
「腹に落ちる」・・・なるほどと思う
「腹が据わる」・・・度胸がある

英語ではどうでしょうか?
ここでは「gut」(日本語の腸の意味)の慣用句を紹介します。

hate someone’s gut:大嫌い
gut feeling:直感
go with your gut:思った通りに行動しなさい

英語でもやはり人間の心とお腹がつながっているのが分かります。

古代ギリシャの医師であるヒポクラテスも「すべての病は腸から始まる」
と言っていました。

当時は明らかなエビデンス(科学的根拠)はなかったでしょうから、
はるか昔の紀元前の時代から、腸と脳は繋がっていると感覚的に捉えていたのかもしれませんね。

下痢や便秘が起こる原因

下痢や便秘の起こる原因としては主に2つのタイプがあります。

・炎症性腸疾患(IBD)
・過敏性腸症候群(IBS)

炎症性腸疾患(IBD)
IBDは小腸や大腸に腫れや痛みなどの炎症が起こるもので、難病指定されているクローン病や潰瘍性大腸炎などがあります。

クローン病ではセレンやビタミンDの不足、潰瘍性大腸炎ではセレン不足が考えられます。
また、亜鉛やビタミンA、ビタミンD3、ビタミンCなどが不足しがちなので、積極的にとる方が良いでしょう。

過敏性腸症候群(IBS)
IBSは、腸内にポリープや潰瘍などがないいもかかわらず、下痢や便秘になったりする症状のことで、日本にはこの症状に悩む方が約1200万人いると言われています。
男性は下痢になりやすく、女性は便秘になりやすいのが特徴です。
下痢の場合には、体を冷やす食べ物はなるべく控えること。(冷たい飲み物、食べ物を好んで食べる)
便秘の場合には、食物繊維を積極的にとりましょう。
これらの症状がないのに、下痢や便秘を繰り返す人は、腸内フローラを整えましょう。
またグルテンフリー(小麦断ち)の食事も効果があるという研究結果も最近はよくみるようになってきました。

下痢や便秘でお悩みの方にお勧めな食べ物

下痢や便秘を起こしいやすい方はセレンや亜鉛が足りていない可能性があります。
これらのミネラルはバイタリティーにも関係しますので、積極的にとるようにしましょう。

おすすめの食べ物

秋刀魚(さんま)、鯵(あじ)、牡蠣(かき)、あさり、鰹(かつお)、毛蟹(けがに)などの魚介類(ぎょかいるい)。
レバー(牛>鶏)、鶏もも肉、昆布(こんぶ)、わかめ、青のりなどの海藻類(かいそうるい)、卵(たまご)など

セレン不足傾向のある方は他にも下記のような症状があります。

心筋障害、疲労感、ストレス増加、動脈硬化、脱毛など

チェックポイント!
便秘とは定期的に排便がない、すんなり便が出ない、腹痛や便が硬い、排便後すっきりしない、お腹が張った感じがあるなどの症状です。
便は「たより」と書きます。まさに体からのメッセージですので、意識的にご自分の「便」、お腹の様子をチェックしてみてください。
また下痢や便秘には腸内フローラを整えることも大切です。


ひかり健康相談所ではメタトロンを用いて、体の腸の炎症状態や腸内細菌の様子をスキャンして数値化してみることが可能です。

本日はお腹に良い食べ物をご紹介させていただきましたが、腸内の健康には不必要に食べているものを減らしていくことも大切になります。

お腹の調子、腸内フローラを根本原因からしっかり改善したい方はぜひご相談ください。

ヒヤリングを行い最速で改善するために食事指導をすることも可能です。

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