むくみ(浮腫)の影、大病が隠れていることも!

病院へ行く前に治したい不調

むくみとは、皮下に余分な水分が溜まっている状態で、「浮腫(ふしゅ)」とも呼ばれます。
動脈から身体の各組織中ににじみ出た水分は、役目を終えた後、通常は静脈やリンパ管に戻ります。しかし、何らかの原因で静脈やリンパ管に回収されにくくなると、たまった水分に皮膚が押されて膨らんだような状態になり、むくみが起こります

むくみが起こりやすい身体の部位
まぶた、顔面、腕や手指、下肢(下腿や足部)などがあります。また身体の表面からは見えませんが、喉頭(のど)にむくみが生じることもあります。

朝起きたときにまぶたや顔が腫れぼったかったり、夕方になると足がむくんだりするものの、一定の時間が経つと消えるような軽度のむくみは健康な人にもよく起こるものですが、その一方、病気が原因でむくみが現れることもありますので注意が必要です。

浮腫は心不全、肝臓の病気など重大な病気の症状であることも多いです。その他薬の副作用やがんの治療後にも起こります。
 顔が腫れぼったくなった場合、甲状腺機能低下が考えられますが、その原因はヨード不足によるものである可能性が高いです。腎不全による浮腫の場合にはカリウムが過剰なことが多いです。その他下半身の筋肉量が少ないと静脈の血行が悪くむくみやすくなります。またお酒をたくさん飲んだ後や生理前、妊娠中などホルモンバランスが変化する時にも浮腫は起こります。カリウム不足やナトリウム、塩分の摂りすぎであることが多いでしょう。アミノ酸の活性化やタンパク質を作る働きをするマグネシウムが不足している場合もありますが、治療後のリンパの浮腫にはセレンが効果的だと言う報告もあります。 

ヨウ素が多く含まれている食材

昆布などの海藻類、イワシ、かつお、焼き海苔など

ヨウ素不足で出る可能性がある。他の症状

倦怠感、精神発達の遅れ、成長、障害、肥満など

チェックポイント!
浮腫がちな人は、全般的にヨウ素が不足している不足が多いです。特にベジタリアンの方はヨウ素不足に注意しましょう。

慢性的にむくみは今日から卒業しよう

女性ではあいさつのように、朝のむくみ、夕方のむくみは当然あるものとしているような会話をよく耳にします。
しかし、むくみは軽度であっても体からの大切なサインですので、なぜむくんでしまうのかという根本問題にフォーカスしてカラダの臓器を健康にしましょう。

女性は月経で経血を外に排泄できているうちは、非常に有効なデトックスを毎月することができるので、比較的健康でいられますが、閉経を迎えるとその恩恵を受けることができなくなってしまいます。

閉経前に、毒素を体に溜め込まない食習慣を身につけたり、あなたにぴったりの上手なデトックス方見つけておきましょう。

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