「めまい」ときたら!まずはカルシウムを意識して食を見直そう

病院へ行く前に治したい不調

めまいは様々な要因から起こります。脳出血、脳梗塞、脳腫瘍など命に関わる重大な病気から来るものから、貧血、メニエル病、前底神経炎、良性発作性頭位めまい症など耳鼻科の領域のものです。

めまいは突然起こるので、不意な転倒により、怪我や損傷も心配です。

今日は、「めまい」に対策を少しご紹介したいと思います。

更年期めまい

更年期の頃の女性にもめまいの症状が起こることがあります。
エストロゲンと言う女性ホルモンが不足することによって起こるめまいです。
大豆製品や女性ホルモンを助ける働きのある食べ物を上手に選び、ゆったりと生活することを心がけましょう。

メニエール病

メニエール病は、めまいのほか、難聴、耳鳴り、耳の詰まった感じ(閉塞感)などが伴います。めまい専門外来でも最も多いのが「良性発作性頭めまい症」です。耳の内側にある三半規管の耳石の1部が何らかの理由からはがれてしまうことで、頭を動かすたびに耳石の破片が動き回り、三半規管が刺激されて起こるめまいです。
特に高齢の女性に多い病気と言えるでしょう。このめまいは「骨粗しょう症」との関連が論文によって数多く発表されています。カルシウム不足が骨だけではなく、めまいの原因にもなっていたと言うわけです。
ちょっとビックリしますね!

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)

骨粗しょう症というと目に見える範囲の、膝(ひざ)や手首、足首、指の関節などをイメージしている方も多いですが、耳の中の骨(耳石)がほんの少し剥がれるだけでめまいが起こるなんて驚きですよね。

私たちは誰もが毎日歳を重ねていきます。
どうしても避けられない「老い」もありますが、できるだけ長く肉体の状態を健康に保っておきたいものです。

そのためにも、カルシウムの摂取は必須ですよ!

カルシウムが多く含まれている食材

干しエビ、小エビ、小魚、バジルタイム、政治などのハーブ類、ひじきなどの海藻類、豆類、パルメザンチーズ、ごま、かぼちゃ、ひまわりの種類など

カルシウム不足で出る可能性がある。

骨粗しょう症、疲れやすい、アレルギー、関節痛、腰痛、鬱症状や不眠傾向、認知症など

チェックポイント!
日本では、痩せ型=美しいと言う風潮があるため、過度のダイエットをする女性も多いです。
そのためカルシウム不足の方が多数います。
また日焼けを嫌い、紫外線をカットしすぎてビタミンDが不足している方もいます。
ビタミンDは骨ビタミンとも言われ、小腸でカルシウムやリンを吸収する働きをします。
日光には積極的に当たりましょう。

不眠症

以前不眠のお悩みでご相談いただいた時に、カルシウムの消化吸収の働きを促進するためのホメオパシー薬(レメディー)をご紹介したところ、「一瞬で朝が来た!」とお喜びされたクライアント様がいました。

私たちには睡眠は欠かせません。

しかしどうして人間に睡眠が必要なのかは神経科学最大の謎とされているようです。
私たちは中枢神経がある生物なのですが、中枢神経がある生物は必ず睡眠を必要とします。

この話は長くなるので、睡眠についてはまた別途別の記事に書きますね。

私の臨床的に、睡眠時には「脳のゴミ」が外に排泄されていると考えます。
脳内の情報伝達のための接触構造シナプスがリン酸化すると疲労が蓄積し日中の眠気につながるのですが、
このリン酸化したものが睡眠中にうまく排泄できていれば次の日爽快!となります。

慢性疲労や質の良い睡眠をとれた感覚がないとおっしゃっている方に、リン酸系のホメオパシー薬(レメディー)がよく作用することがあります。



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