ホメオパシーで外科的切開措置なしで速やかに改善したケースをご紹介します。
癤(せつ)や癰(よう)は黄色ブドウ球菌が原因の大半を占めることから、治療には抗菌薬が用いられます。軽症の場合には抗菌薬の内服で治療しますが、重症の場合には点滴で投与します。検査によって抗菌薬に耐性を示す菌が検出された場合ほかの抗菌薬への変更が必要であるため厄介なことがあります。
また、膿瘍を押したときに内部の液体が波打つように触れるようになった場合は、抗菌薬が効きにくいため、切開して膿を排出させます。このケースの場合は通常は切開を要する大きさです。
この大きさの切開ですと痛みを和らげるために局所麻酔を行うこともあります。
※注意
自壊して排膿する(自然と膿が出ること)と症状が急速に軽快しますが、患部を潰して排膿すると炎症が広がり悪化してしまう場合があるため、自己判断で排膿するのは控えるようにしましょう。
癰(よう)とは
毛包炎(もうほうえん)が進行して複数の毛包に化膿性の腫れをきたしたものです。毛包は毛穴の奥にある毛根を包んでいる部分で、そこに細菌が入ると炎症が生じ、膿がたまります。癰(よう)の原因の大半は黄色ブドウ球菌です。まれに緑膿菌(りょくのうきん)やそのほかの菌が原因になる場合もあります。
細かな傷から毛包に入り込んだ細菌によって炎症が生じ、膿瘍(のうよう)という膿がたまった状態となったものが“癤”(せつ)です。癤がさらに悪化し、隣接する複数の毛包に炎症が拡大して大きな膿瘍が形成されると癰となります。
糖尿病の人や、そのほか基礎疾患によって免疫が下がっている人では癤や癰になりやすく、また重症化しやすいといわれています。
Tarentula-h(タランチュラコウモリグモ)
今回速やかに癰(よう)の治癒へつながったのは
Tarentula-h(タランチュラコウモリグモ)のレメディーの投与でした。
このホメオパシー薬(レメディー)の作用としては、癰。深い膿瘍。
膿の排出を助けるなど
コロナ禍でもこの症状をみたことがありました。
足の膿瘍が速やかに改善しました。
当時は医療機関がひっ迫しており、コロナ感染以外で病院にかかることが難しいという環境下で、、行く当てもなくと途方に暮れていた患者様が腫れや痛みが速やかに改善し大変喜んでいたことを思い出したケースでした。
このレメディーを必要とする患者には精神的な特徴もあり
神経系に関する症状を伴うことがあります。