お薬を飲む前に生活習慣を見直そう!高血圧

高血圧の基準は2024年4月から改定された

みなさん知っていましたか?高血圧の基準は2024年から変更になりました。
収縮期:140mmHg以上/拡張期:90mmHg以上が診断基準です。

お薬を既に飲んでおられる方は病院等で減薬などあったかもしれません。

しかし、依然として予防薬のようにとられている方も多いかもしれません。

物価高騰の折、ちょっと生活習慣を見直すだけで健康になり、お薬代まで節約できたらありがたいですよね。

高血圧には大きく分けて2種類があります

高血圧には大きく分けて、本体性高血圧二次性高血圧の2種類があります。

前者は日本の高血圧の90%に見られ遺伝、食塩の摂りすぎ、肥満などと様々な要因が組み合わさって起こります。
後者は内分泌腺の病気や心臓や血管の病気が原因です。その他診察室に行くと緊張して血圧が高くなる「白衣高血圧」や喫煙者、精神的ストレスが多い活動量が多い、アルコールを多飲する人がなりやすい「仮面高血圧」など特殊な高血圧もあります。

本体性高血圧は塩分ナトリウム過剰とカリウム不足が原因です。
カリウムはナトリウムと拮抗し血圧を下げます。

また太りすぎも血圧を上げる原因です。脂肪分を多く含む食べ物を控え青魚なるべく多く取りましょう。

減塩運動、節酒、禁煙などを行うことで、収縮期で3〜6mmHg、拡張期で2〜3mmHg下がると言われています。

その他有害ミネラル「カドミウム」の蓄積も高血圧の一因です。
※コオロギは、食べたエサを通じて、カドミウムなどの重金属を体内に蓄積すること(いわゆる「生物濃縮」)が報告されています。

カリウムが多く含まれている食材

高血圧予防のためにカリウムを上手に摂取しよう!
フルーツはカリウムを多く含みますが、糖が多いです。
人工的に品種改良された甘いフルーツを多食するのは控えましょう。

きゅうり、ほうれん草、わかめ、豆腐、納豆、などの、大豆類、カツオ、サワラ、カンパチ、などの魚類。
じゃがいも、サツマイモ、ナッツ類など 

カリウム不足で出る可能性がある他の症状

不整脈、倦怠感、筋力の低下など

チェックポイント!
塩分は1日6グラム以内に。醤油、酢などを加えて塩分カットを心がけましょう。
汁物は具だくさんにするのがおすすめ。(ただし、汁物は塩分が多くなりがちになりますので気をつけましょう)料理にはミネラル豊富な自然塩積極的に選びましょう。
また同じ種類のものよりも色々な自然塩を使い分けることでミネラルバランスがさらに良くなります。

成分表示にあるナトリウムからの塩分の換算式
ナトリウム量(ミリグラム) × 2.54 ÷ 1000


腎臓機能が低下している方はカリウムが上昇しやすいので、必ず医師に相談してください

腎臓機能が低下する前に

腎臓の働きは普段の尿の様子などからもチェックすることができます。
普段からカリウムを意識した食事や積極的な水分補給により腎臓機能は健康に保つことができます。

尿もれ

くしゃみや咳でおしっこが少し漏れてしまう症状。
出産によるもの、加齢によるものと思われがちですが、実は生活習慣が原因であることが多いです。

尿もれでお悩みの方はぜひ積極的に症状改善にチャレンジし、より健康的な体を目指していきましょう!

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